大学時代の友人で、転職を繰り返している人がいます。もう1０社くらいは、変わっているのじゃないかな。
彼女はここに来て、またまた転職を考えています。人の自由だから、私が止める必要もないのかもしれないけれども、ただ、好景気とは言えない状況下、さらにこの年齢での安易にみえる離職希望、そして、いつも「逃げ」の形で職場を変わる彼女が、どうしても気になってしまいます。
転職には、前向きな転職と、逃げの転職があると思うのです。
自分をよりスキルアップさせるため、身につけたものをより実践させるため、より良い待遇の職を選ぶためなど、向上欲がある前向きな転職。
職場の人間関係や待遇が嫌で、不満でいっぱいになって、逃げ出すような形で会社を辞めての転職。
合わない会社にいて精神を病むのも問題なので、転職自体には決して反対派では私はありませんが、どちらの思いでの転職かによって、大きな違いが出てくるのではないかと思うのです。
ここでもまた、「類は友を呼ぶ」の「波長（の法則）」が大いに関係してくると・・・思うのです。
この年齢まで生きてくると、自分が転職した時のことを思い返したり、まわりの友人を見ていると、面白いくらいにこの法則が徹底して働いていることに気づきます。
スピリチュアルカウンセラーになって、その実感は気のせいではなかったのだと、今、確信に至っています。
ポジティブで前向きで、向上心を持って就職活動に臨むとき、自分の能力に見合った待遇、職場の人間関係も含めて、納得のいく仕事が見つかることが多いように思います。
自分が放っている波長が、良い職場、良い人間関係を引き寄せるからなのでしょうね。
逆に、前の職場から、逃げるような形で転職に踏み切った場合、自分の放っているネガティブな波長に見合った仕事しか引き寄せないので、また次の職場でも同じような悩みを抱える人を多く見かけます。
最悪、転職を転々と繰り返してしまう場合もあるのです。
彼女がまさに、その最たる例。才能がないわけでも、仕事ができないわけでもないので、とても勿体無い気がしてしまいます。
また、別の友達の例ですが・・・
ここに来て、会社が突然に倒産。
この不況下で、難航する就職活動。
面接に行っても、返ってくるのは辛らつな言葉。
「50歳を過ぎた、転職活動女性は、ただのゴミ」とまで、ある会社の面接官に言われたそうです。
普通、ここまで言われたら、どっぷりネガティブな感情に浸かっても無理はないと思いますが、彼女は強かった‼️
スピリチュアルとは無縁の人ですが、でもきっと魂のレベルでは理解していたのでしょう。
このまま職活を続けても、自分に合った職は決まらない、決まったとしても、満足のいくところへは行けないと。
ネガティブな思いを払拭する為に、ポジティブな思いで就活できるように気持ちを転換する為に、何と彼女がしたことは、ご主人とのドイツ旅行🇩🇪
そこで大好きなクラシック音楽の世界に触れて、魂を思い切り振るわせ、たくさんたくさん、それはそれはたくさん自分に英気を養いました。
ドイツのライプツィッヒから私に届いた絵葉書には、明るく前向きなパワーが溢れ出ていました。
「頑張るよー」って前向きに言ってくれた彼女の現況は、第一志望の会社で、応募者約３００人中の８人の中に残されています。最終審査まで残っているのです。
そこに職が決まれば良いと思うけれど、たとえここを逃したとしても、このように自分の波長を自然に高められる彼女なら、きっと近々、彼女に相応しい職場が見つかるのではないかと予感します。
(その後、LINEをもらいまして、最後の一人に残れそうな感じだそうです。)
先の、逃げ思考で職を転々と変えている彼女も、どうしても、その職場が耐えられないものならば、逃げで退職しても、それは仕方のないことだと思います。
けれど、せめて、次の職を決める活動に入る前に、ドイツに行って気分転換しろとは言わないので（笑）、自分に合った方法で、今の不平･不満の感情をいったん手放して、そしてポジティブな高い波長をもって、就職活動を始めてくれたらな。。。と願ってやみません。
近々、彼女と会ってお茶できることになりました。お説教とか、上から目線にならないように心配りをしながらも、私の想いを伝えられたら良いな、と思っています。
転職を考えているあなたは今、
どんな心境ですか？
前向き思考ですか？
マイナス思考ですか？
もし、自力ではプラス思考に切り替えられない場合には、シードクリアリングにてお手伝いさせて頂きます。
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